2018/12/09

今週の戦略


まず一番、意識されるのがFOMC。
2016年辺りと同じような、FOMCに近づくにつれ、
値動きの荒い市場になりそう。
そして、テンツーイールドスプレッド。
もうね、3年5年物の金利差でこの大騒ぎ。
テンツーはヤバイ。

そしてブレグジット。
だから合意は無理やで?
見せしめにして、他の加盟国の脱退を阻止したい欧州。
屈辱的な譲歩は許さない、英議会。
ポンドドルの底割れは来週かな?
2016年のブレグジットの大底も年初に割りそう。

何一つ良い予感がしない。
裏を返せば株は買い時か?
いやいや、一時的に上昇しても結局下落する。
そして、どう考えても高い株価。まだまだ割高。
この相場は手出し無用。


で損失が膨らんで来ると、みんな同じことを考えるんですよ。
逆相関の資産の保有。もうね、目の前の円が見えていない。
最強の安全資産が目の前にありながら、余分なことして爆死。
まず論外なのが、レバレッジ系の為替、ゴールド、債権、それらのETF。
まず取引市場に払う手数料、ETFの中間手数料、
そして証券会社に払う手数料。まさにマイナスサム。
3重に手数料を払いながら、金融機関のアルゴには勝てまへんで?
個人投資家の取るべき戦略は、
1、見送り。円を貯めておく。
2、見送り。手を出さない。
3、見送り。まずは損益分岐点を考えなはれ。
4、リスクの高い資産を現金に変えておく。
5、よりリスクの低いSP500ETFなどに資金を移す。
6、ドルコストアベレージのルールに従う。


取るべきでない戦略は、
1、レバレッジ系を用いたヘッジ。
2、下手にポジションを作ること。往復でやられる。
3、一時撤退して全てを現金に変える。経験を積め。
相場に残れば何とかなるもんやで。
4、金や債権への投資、短期的な円高には勝てない可能性が高い。
まあせっちゃんがアメリカ在住で永住するなら、否定はしない。

債権、ありゃバフェットが言ってるからって、
手を出す人間が多そうだが、アメリカ人のための戦略。
平時なら、あっしらにも心の安定をもたらすが、
非常時には有効とは言いがたい。急速な円高には勝てへん。
金利を複利で回す前にやられる。
金利が下がれば債権価格は値上がりするが、この低金利。
上げ幅など知れている。円には敵わない。

今すでにBTI、MO、GIS、KHC、XOMなどの、
生活必需品などのFCF安定銘柄は、
継続保有を推奨。時間が解決する。
1、配当により、時間とともに損益分岐点が下がる。
2、増配が期待できる。
3、債権利回りが下がれば、より大きいリターンを求める、
株式への動きが加速する、マーケットの特性。
4、複利の力は絶大。為替も一時的な含み損も凌駕する。

取り敢えず動くな。これが最善だべ?


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