2018/12/19

パウエル議長、利上げ継続へ



(速報、追記、ドル円割れる。米株に投資するなら105が目安。)
流石はFRB議長、これ以上にない最適解を導く。
もし、前回のFOMCからの乖離が大きかったのなら、
市場はさらに、疑心暗鬼になっていただろう。

例えば、前回の会合で今後の利上げ回数を3回としていたものを、
急に0回にすれば、確実に投資家はFRBの態度を深読みし、
そこまで実体経済は悪いのか、と受け止めたはずである。

逆に経済動向が良好で、利上げ回数を据え置きした場合も、
投資家は好感しなかったはずである。
金融引き締めにより、すでに10%の調整にあるマーケット。
さらなる引き締めは、もちろん市場にとっては大きい足かせ。

ではどうすればいいのか?
少しづつ、現状と投資家の期待との乖離を埋めて行けばよいのである。
もし、現状の株安が続けば、3月あたりのFOMCで、
さらなるハト派に傾く可能性も大いにあるだろう。



SP500は今年の大底を割れ、金利も底割れ、
ドル円が割れるのも時間の問題か?
もし株を買うなら、みんなが出口に殺到する大陰線だろう。
早起きが捗るな。
ブレグジットが来るのか?オイルショックが来るのか?
もしくは長短金利差か?

ただし、リーマンショックの様な大暴落を期待するのは間違いだろう。
個々の銘柄を見れば高い物も散見されるが、
市場全体を見ればバブルとは言いがたい。
また、アメリカの家計債務にも、別段の異常は見られない。
大きく動いて、短期間で底打ちという出目がないなら、
やはり、今回の戦いは長期戦になりそうだ。
それも、見せ掛けの底打ちを何度も繰り返しながら。。。
また始まるのか、含み損か?機会損失か?のチキンレース。
複利で積み立てますか。。。。



あっしの相場観としては、
今後、景気後退はあっても、恐慌はない。
また、もし恐慌があるとしても、ずっと先のことになるだろう。
近いうちに触れたいと思う。
また、もうすでに多くの投資家が下落に賭けているので、
暴落は期待できないだろう。
暴落を作るのは、買い一辺倒だった投資家が、
身動きをとれずに、出口に殺到し、投売りする時。
今はその時ではないだろう。
暴落を作るのは、買い方の投売り、
暴騰を作るのは、売り方の踏み上げである。

もし、今後買って行くなら、高配当だろう。
今まで、債権とバッティングしていたため、かなり売られている。
しかし、もし利上げがなくなり、債権が買われるようになれば、
金利は落ちる。低い債権金利では、高配当の魅力には勝てへん。
本格的な利上げが始まった17年初旬から、
下落し続けていたGISやMOなどの高配当も、
流れが変わるのは時間の問題か?
利上げ停止によるセクターローテーションは考えておくべきだろう。



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