2019/10/06

今年2度目の売却



アイキャッチ画像は本文とは関係ありません、多分www

さて、普段動かないことで定評のある私ですが、土曜日早朝、NY時間金曜日、株式市場引け間際、今年の売買はこれで3度目となりました。今回売却に至った理由は秘密です。

前回売却時の記事



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嘘です。隠す必要などそもそもないのですが、10月に入り、今まで比較的堅調だった経済指標に陰りが見えたからです。もちろんまだ崩れた訳ではないのですが、強弱マチマチの指標から、あまり今後に期待できなくなったからです。経済指標に陰りが見えたことで、中央銀行の利下げが期待され、株価は落ちてこなかったようですが、今後のことは分かりません。また、景気後退に至っても株式市場が下落するとは限りません。

直近、比較的マシだった唯一の経済指標は雇用統計の失業率のみでした。しかし雇用統計は遅行指標であり、またADP雇用統計が奮わなかったことから、今後、過度な期待はするべきではないかもしれません。

今回売却に至った経緯は上記の経済環境の悪化と、チャート上の節目にあります。本来、節目で弾かれるか突破して大きく値を伸ばすかは半々で、正しい遊び方(?)としては、動いた方に乗ることなのですが、50%の確立で外れを引いた場合の下落幅は底知れず、当たりを引いても上値余地はSP500指数で3000ポイントあたりと限定されているためです。

SP500指数、日足チャート、現状は50日移動平均線の節目で頭を抑えられた形。



現在は移動平均線を割り込んだ後の戻りで、移動平均線まで戻した節目で降りるというセオリー通りの売買と至りました。結構安いところで取得していた銘柄なので、平均線まで戻らなかったら抱えていても良かったですし、逆に大幅に値を下げた場合、買い向かった可能性もあったのですが、せっかくここまで戻したので、利用したまでと言えそうです。

なぜ前回、SP500が3000ポイントに到達した時に、一度に全て降りずに、2度に分けたかと言えばもちろん、さらに最高値を試す可能性もあり、乗り遅れて指を咥えて上昇を眺めることを避けるためです。リスク分散やドルコストアベレージと言うやつですね。

また前回、指数が高値圏にあるなかで比較的軟調に推移していたヘルスケアーセクターなどの銘柄が、今回はある程度値を戻したこともあります。一度に全て売却しなかったことで、底値圏での安売りを避け、若干リターンは増したように思われます。



今回綺麗なダブルトップを作ったことで、このSP500指数、3000ポイントの抵抗線はさらに硬いものとなりました。もちろんこれを破る可能性もあれば、さらに大きく上値を試す可能性もあります。また大きくブレイクした後で大きく下げ、騙しで終わる可能性も。しかしながらこれを破るにはまだ早いというのが個人的な感想で、やはりEPSの上昇が伴うバリュエーションの改善が必要と考えます。そのためには、大幅な経済の上昇か、株式市場の下落に伴う有利な価格での自社株取得と消却が望まれます。

今回の売却でポートフォリオの多様性と引き換えに、現金を積み増すことが出来ました。しかしながら分散が失われた結果、だんだん副流煙の香りがポートフォリオからただよいます。なんか喉も痛いし。。まあこの香りは、お金の香りなのでしばらく付き合うことになりそうです。

世間では、景気後退や株式市場の下落が囁かれているので、市場や経済はまだ大丈夫と思われますwww。また下落したとしても、あまり大幅な調整は期待出来ないかもしれません。唯一分かることは、Fedの利下げは終わっていない可能性が高く、利下げがあれば円の上昇を伴う確立が高いことです。株式市場の行方は分かりませんが、市場の位置が変わらなくても、為替が動けばそれだけで有利値でドル資産が買えると言えそうです。



お勧めの記事です。だんだんと有限実行の度合いが増してきました。「詳細は後日」とかいいながら面倒臭いので、まったく書く気は御座いませんwww。



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