焼畑商法とも揶揄されるAMZN、画像はアマゾン熱帯雨林の森林火災
AMZNが時間外で6%ほどの下落です。幸運の女神は持分の半分にあたる2兆円分を寄付に当てるそうなので、配当のないAMZNから現金を得るには換金するしかないという理由から、女神に見放されたAMZNの株価はしばらく重そうです。
For the third quarter, Amazon (ticker: AMZN) posted sales of $70 billion, up 24% from a year ago, at the high end of the company’s guidance range of $66 billion to $70 billion and ahead of the Street consensus of $68.8 billion. But earnings of $4.23 a share were well below the consensus of $4.60 a share. Sales were up 24% in the U.S. and 18% internationally. https://www.barrons.com
売上高はコンセンサス通りとなり、昨年比から24%の成長を遂げたものの、最終利益が予想に届かず、大きく下げています。一株あたりの最終利益は昨年からは増えているものの、予想4,6ドルに届かず、4,23ドルとなりました。
PERは70程と割安感は無く、成長性が買われていたので、予想に対して10%のマイナスで終われば、売られてもおかしくないです。ただしこの程度のことで動揺するべきではなく、売上高が24%で成長しているので3年で2倍になる計算です。
AMZNは利益よりも規模を重視する経営を長年行ってきており、利益を出来るだけ再投資に回している為、最終利益が残りにくくなっています。今回の決算でも売上高がコンセンサス通りだったことから、あまり最終利益に執着せずに、企業規模に重点を置いて考えるべきなのかもしれません。
売り上げと利益、売り上げは右肩上がり、3年で2倍程度
アナリストの推奨はかなり強気な意見が多いww
ちょっと前まではグーグルと同じ株価だったので、同じ水準まで再び戻してもおかしくないです。株価がここから半額になってもPERは35なので、もし今選ぶならGOOGの方が魅力的です。消費者の行動傾向は、今後もネットでの買い物が加速することになりそうなので、クラウド事業や、エンターテイメント事業を含め、下値を固めてくるのは時間の問題です。最近でこそ景気減速の流れから、企業の設備投資に陰りが見えているものの、設備投資はまた戻ってくるので。
最後に世界ビール最大手であるABインベブです。売り上げは上昇したものの、販売数量が若干減少したようです。株価はヨーロッパ市場で9%ほどの下落です。先進国でのビール市場はすでにパイの奪い合いの飽和状態で、販売数量の減少は他の飲料に押されていることを示しているので、見通しは悪いです。また新興国は最近の景気減速で期待が持てないことから、販売数量が増加するのはまだまだ先のこととなるかもしれません。
このインベブは昨年末にM&Aで肥大した借入金の返済を優先するために減配をして、株価が高値から一事半額になるまで売られました。もし暖簾の減損処理に迫られれば、再び売られることになるかもしれません。KHCが減損処理で大きく売られたのは記憶に新しいですね。同じ構図です。
MOの事業ポートフォリオの10%ほどが、インベブのビール事業だと言われています。今回の決算でMOに影響は出るのでしょうか?また1,3兆円ほど投資した電子タバコのJUULも不安の種ですwww。
てきとーな煽り記事ばかり読まれるのは心外ですwww
ブログの新記事 : 速報、お前ら、逃、げ、ろ、、ブラックなんとかの香りが https://t.co/PdU8mDIYe2— 難波のあきんど (@akinainohibi) October 3, 2019
ブログの新記事 : MOを買った残念な投資家 https://t.co/oKwTDuDoNQ— 難波のあきんど (@akinainohibi) September 26, 2019
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