日本銀行が四半期ごとに実施している企業短期経済観測調査(短観)の9月調査で、米中貿易戦争の長期化などを背景に世界経済の減速が続く中、3期連続での悪化となった。これは2013年6月調査以来の低水準。
日銀短観、大企業製造業の景況感が3期連続悪化-海外経済懸念で https://t.co/7g82i9Ch3g— 難波のあきんど (@akinainohibi) October 1, 2019
ヒタヒタと迫りくる世界経済減速の足音に、日本経済も歩調を合わせた模様。もちろん世界経済減速の中、大本営は消費増税を今日から実施。買い物に行った時に、お店がガランとしていることに気が付いた人もいるのでは?
今回の増税は後々批判に晒されることになりそう。増税するなら経済が上昇基調の時にするべきで、この崖っぷちに立たされた時に行えば投身自殺するようなもん。正しかったか、それとも悪かったかは歴史がすぐに証明することだろう。
年内の国内景気はあまり期待できず、毎度増税後は駆け込み需要の反動が出ていたため、今回も同様の結果になりそうだが、世界景気後退の波が重なれば、今まで以上の反動となって経済にダメージを与える可能性も。さらに悪いことにアメリカの中央銀行FRBは利下げを行っているため、もしさらなる円高に傾けば、景気への寄与が大きい輸出産業が軒並みダメージを受けるため、失われた30年が40年になる可能性も。
我々アメリカ株投資家には、円高は効率良くドル資産を買えるため、そこまで悪いことではないし、資源、エネルギーを輸入に頼る我が国にとっては、幅広い商品を安く買えることになるため、消費者としては歓迎するべきだろう。
しかしながら、輸出企業が低迷すればその煽りを受けるのも確実で、失業率の上昇や賃金カットにより、家計にダメージを与える可能性も。またすでに多額の資金を海外に投資している個人投資家や企業は、円高の煽りでポートフォリオにキズが付く可能性も。
投資家の皆さん、もし現金比率を上げるなら、指数が最高値付近にある今ですよ。しかし米国債のヘッジやゴールドのヘッジは痛い目にあう可能性もあるので、ヘッジならJPYですよ。
金鉱株ETF、GDX日足チャート、昨日底割れして大きく下げた
ちょっと前まで某ブロガーが、アフィリエイトでゴールドへの投資などをトップページに持ってきており、如何にも「ゴールドは儲かります」みたいな書かれ方をしていたが、乗せられては駄目ですよwwww。あれは皆さんを儲けさせるためではなく、自分の懐にお金が入るからですよwww。金利の付かないゴールドや金鉱株は長期的には運用面でマイナスになりますよ。。。
そもそも金利が下落する時に、ゴールドや金鉱株は買われやすいが、金利は大底にあるためこれ以上、下落し難く、下落余地は限定的。
10年物米国債金利、月足チャート
まあ相場に絶対は無いんで底割れするかもしれないが、インフレも小さいためゴールドの用途は少ないと言える。つまり現状は、現金が紙になるような局面でもなければ、債券に金利が付かないような局面でもない。。。
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