追加関税発動前の駆け込み需要。— 難波のあきんど (@akinainohibi) 2019年7月4日
米貿易赤字、５月は555億ドルと予想以上に拡大－年初来の高水準 https://t.co/wuA8de2263
ここからは私見だが、6月中は、追加関税発動前に船積みされた貨物が沢山あるので、輸出入ともある程度は維持できると予想。もちろん輸出入とも増えれば、GDPも増えるため、エコノミスト予想よりは、GDPは堅調に推移すると予想。
追加関税の発動が顕著に現れるのは、7月以降の第三四半期GDPである、7～9月期だと予想。もし輸出入とも、5月、6月の駆け込み需要の反動で大幅に減速すれば、GDPも減速せざるおえず、この期間はGDPのマイナス成長に陥る可能性も。そして、2019年のGDPは、2018年比、大幅な鈍化を予想。
1、追加関税による減速。
2、トランプ減税の効果が剥落。
3、世界経済減速に足を引っ張られる。
4、ブレグジットなどの欧州経済の不透明感。
昨日の記事も参考に、中国の工場生産は減速。
4、ブレグジットなどの欧州経済の不透明感。
昨日の記事も参考に、中国の工場生産は減速。
ブログの新記事 : 速報、10年物金利、再び2,0%割れ、現在値は1,97 https://t.co/cLijEkcGMO https://t.co/L9GnxCT1Tp July 03, 2019 at 02:20PM金利, 相場雑感, 米中冷戦— 難波のあきんど (@akinainohibi) 2019年7月3日
第二四半期も第三四半期も予想に過ぎないが、すでに供給元の中国は生産を大幅に縮小している可能性が高く、それはアメリカの貿易にも波及する。すでに半導体を輸出する日本の企業は、6月の中国向けが大幅に減速している模様。これは、言い方を変えれば、全てアメリカの企業が受注を減らしたためと考えられる。
7月末のFOMCでの利下げは今のところ半々を予想。米第二四半期GDP次第というわけで、現時点では、どちらに転んでもおかしくない。FOMC直前に発表されるであろう、GDPが決定的要因。そして5月、6月の貿易が大幅に増加すれば、GDPにも反映される。取り敢えず5月は予想以上で年初来の高水準。6月もしばらくは継続する。なぜなら、6月1日以前に船積みされた貨物が、アメリカに到着するのは6月以降も継続するため。
6月末の米中首脳会談はあまり好感するべきではない。昨年末の二の舞になる可能性が高い。そもそも一時休戦とは、対話の再開が決定されただけで、発動された追加関税が撤回された訳ではなく、またさらなる追加関税が否定さらた訳でもない。ただ現状維持が決定されたにすぎない。
6月末の米中首脳会談はあまり好感するべきではない。昨年末の二の舞になる可能性が高い。そもそも一時休戦とは、対話の再開が決定されただけで、発動された追加関税が撤回された訳ではなく、またさらなる追加関税が否定さらた訳でもない。ただ現状維持が決定されたにすぎない。
こちらも参照
ブログの新記事 : 6月のFOMC予想 https://t.co/aTktk6qkUs https://t.co/JHAnrL2Jng June 05, 2019 at 02:01PMFOMC, FRB, ジェローム パウエル— 難波のあきんど (@akinainohibi) 2019年6月5日
難波のあきんどの、今日も商いの日々: 米中冷戦の行方、ハネムーンはいったいいつまで？ https://t.co/cZIfZa1HOE— 難波のあきんど (@akinainohibi) 2019年7月1日
今晩は、株高が続いてますが現金は消化されていますでしょうか？米中は、一旦手打ちですがここでのディール無しの時間稼ぎは、イラン情勢との兼ね合い。
返信削除対イランの空爆オペレーションがあるのかと勘ぐってしまいます。
基本トランプ大統領の方針はアメとムチなんですよ。ムチだけで中国があまりに硬化して、冷戦の様な構図になるのは避けたいんですよ。つまり対話は継続しつつ、譲歩は最大限引き出す。
削除でアメリカの対中東戦略も同様で、イランに対しても、戦争に至るほど事態を深刻化はしたくないが、それでもある程度の影響下、支配下に置きたいといった思惑はあるようです。
ヨーロッパは対イランではエネルギー政策で重要な位置付けなので、アメリカはイラン開戦の同意を他の国から得られないでしょうね。もちろんアメリカ国内においても。ただしアメリカは戦争をしなくても、経済制裁で締め付けはするでしょうね。イランは、アメリカの大統領が変わるのを待つしかなさそうです。
最近の対中、対北朝鮮もアメとムチの繰り返し。シンガポールから一転して、先月末の米朝のあの会談。トランプ劇場に乗せられたようです。イランにもアメがそろそろ必要そうです。対話を続けるためにも。
現状は、含み益が出ている投資家が多く、現金を用意している投資家も多いので、下がり辛いです。もう少し、楽観的な声が大きくなり、買い報告が相次ぐまで待ちたいですね。現金を燃焼し、買い方が全員ポジションを持った時が、下落の合図です。全員ポジションを持ったということは、買い方の絶滅に他ならず、買い方がいなくなれば、支えられなくなります。
最後にSP500は、節目の大台3000です。経済の減速が叫ばれる中でこれだけ続伸したのは、利下げによる株高期待と、米中の関係が修復に向かうのではないかという期待があるからです。
テクニカル的には、3000付近で売り圧力が強まりそうです。しかし、ここを抜けた場合、節目で売られた指数の買戻しが入るため、上昇相場に乗り遅れまいとする、買いも重なって、さらに上値を伸ばしそうです。
しかし、この上昇トレンドも、実体経済が悪化し、企業業績が悪化すれば、出鼻を挫かれることになりそうです。
因みに私の現金比率は3割、どちらにころんでも良い状態をキープしています。