2019/07/03

速報、10年物金利、再び2,0%割れ、現在値は1,97%、日銀短観は悪化



10年物米国債、金利日足チャート
今週末は、独立記念日の休暇となるため、相場の流れはリスク資産の処分と、休暇中の不測の事態に耐えられる、安全資産の米国債が買われている模様。そして米国債利回りは2,0%の底を割りそう。ただし、利下げが行われた訳ではないので、この一方的な流れは継続しない。しばらくはこの水準を何度も行き来しそう。様子見の時は「取り敢えず米国債で」と言った感じ。


債券価格と金利の関係はこちらも参照






日銀が発表した、6月短観(企業短期経済観測調査)、は景況感2期連続の悪化。これは、中国の製造業が減速したため、中国に輸出する、ハイテク半導体製品や半導体製造装置などの輸出が振るわなかった。6月の中国の製造業が振るわなかった理由は、もちろん6月1日から25%に引き上げられた関税で、関税により、受注の削減が見込まれたため、供給を落としたと言うのが実情。そして中国で最終製品に組み立てられる、半導体などの部品を供給している日本企業が軒並み、中国の製造業の減速の影響を受けた模様。


先週末、米中首脳会談が行われたが、新たな関税の掛け合いが休止されただけで、既存の関税については、そのまま継続される。そのため、この流れは一夜にして終わる様なものではなく、長期間継続しそう。しかしながら、経済的インパクトがGDPで確認されるのは、6月末で〆られた第二四半期GDPではなく、全期間で関税の影響が色濃くでる、第三四半期GDPとなりそう。そのため、第二四半期のGDPが、焦るほどの減速をするとは考え難く、7月末のFOMCでもFedは、過剰な予防と思える利下げは行わないと考える。
問題は夏休み以降でそのころには、嫌な雰囲気が蔓延している可能性があり、過去の暴落も9月や10月に起きたことを踏まえれば、今後意識される可能性あり。深層心理に深く刻まれた出来事は、意識せずとも行動パターンに表われやすい。




FOMC前に書いたこちらも参照

今後の流れはこちらを参照




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