2019/07/22

トランプ氏Fedに圧力「Don’t miss it again!」






毎度、毎度、まったくもって同じ構図。もうね聞き飽きた。いい加減やめて貰えません?「絶対利下げするな。」と言っているようにしか聞こえない。そりゃこんな中途半端なところで経済を延命されても、みんな困る。トランプ氏としては、おいしい所だけ持って行きたい訳で。つまり景気が落ちたのはFRBの責任。景気の上昇は自分の手柄と。今のうちにせっせと責任転嫁のための発言をこしらえている模様。


パウエル氏のこの寂しそうな顔。まあメディアが敢えてこの写真を選んでいるんだろうけど。。それにしても、「二度と」って、まだ一度も失敗してないし。。でも大統領は現状にご不満な様子。大衆という見方を付けながら、ツイッターで攻撃してくるあたりが姑息。こうすれば、公に景気減速の責任はFedと言うことに出来る。くれぐれも追加関税のせいではないから、そこんとこ宜しく。。




今無意味に利下げをして、不本意な時期に不景気が来るのは避けたい。つまり大統領選に影響が出るような形は避け、どちらかと言えば自身の当選に都合が良い形に景気を持っていきたい。とすれば来年から再び上昇させて、有権者から票を買うのが妥当。つまり株価を上げてポイント稼ぎの支持集め。

そもそも経済が減速しているのは、他ならぬ大統領ご自身の追加関税。Fedが利下げに傾けば、これは経済の減速を確認する作業に他ならず、投資家心理が悪化する可能性も。そもそも大統領の言う通りに0,25ポイントの利下げをして、それでセルザファクト、材料出尽くしで売られたりでもしたら、もう目も開けられない。0,5の利下げを織り込んでいる訳で、0,25のしょっぱい対応では、落胆が広がる可能性も。

0,25なら大統領の意に真正面から背く訳ではないので、FOMCでも受け入れられそう。そりゃ名指しで批判を受けたい連銀総裁などいない。そもそもその連銀総裁でも経済の見通しはマチマチで、利下げに関しても意見の一致は見られず、一介の元投機家の私に予想など出来るものではないが。。。いや今回のトランプ氏の発言やパウエル議長の発言から0,25は確定かな。









ボストンとシカゴってそんなに離れてないよね?同じ東海岸だし。それでいてこの認識の差。まあ間を取れば0,25になるが。。。利下げの始まりは景気減速の呼び水。ただし、プラザやスミソニアンの時の様に、経済の減速を見越して利下げを行い、その後バブル経済になったことも。まあ100年に一度とも言われる熱狂が、いまだ記憶に新しい住宅バブル崩壊の悪夢が渦巻く中、今回来るとは到底思えないが。。。


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